一言いわせろ!審判のこと

これは一言で片付けます。まあ、一言が三言くらいにはなるかもだけどw
どこの国においても審判の質をもっとあげて下さい。

Davidson審判員は特に極端だから大きく波紋を呼んでますが、
これは氷山の一角です。
クロックワイズの不徹底で二塁審が三塁見てたせいもありますし。
まあなんせ、技術的なものも態度的なものも含めて残った課題かと。

我らがFK

トラキチとして気になったのが球児と久保田がいかに活躍してくれるか。
でも、久保田は見せ場がなかったし、
球児は2次リーグで起用に応えられなかったりと残念な結果でした。
まあ、球児が打たれたのもあくまで結果論で、
しかもアメリカ戦は詰まらせてた当たりなので、
俺は球児を責めたり、悲観したりするつもりはありませんがw

でも、個人成績としては特筆すべきものがなくとも
世界の舞台で普段とは違う空気を肌で感じられたのは大きいと思います。
世界一になったチームの一員として胸を張って帰国し、
世界の大舞台で得たものをフルに発揮して
セ界王座防衛と悲願の日本一に大きく貢献してもらいたいと思います。
今年も期待してますよ!

ラッキーボーイたちのこと

その王監督がこだわり続けたのが捕手・里崎の起用。
王さん曰く、里崎はラッキーボーイだということで
王ジャパンの正捕手として、ほぼフル稼働で活躍してくれました。
実際、打撃でもいい働きをして、ラッキーボーイだったと思うんですが、
ラッキーボーイは彼だけではありません。

6的には福留孝介川崎宗則、この2選手も挙げたいと思います。
もちろん、他の選手たちもいい運を持ってはいたのですが。

まずは福留。これは言わなくてもわかりますよね?
再三再四言ってきた決勝トーナメントでの活躍。
でも、それまでは思うほどの結果を出せていない福留がいました。
準決勝のスタメンからも漏れ、脆ければ腐ってしまっても仕方のないところ。
王監督の「ここぞという時使う」という一言のお陰もあったのでしょうが
彼は実力を十分に発揮する為に不可欠な「気持ち」を取り戻しました。
結果論ではありますが、そうやって大一番を前に自分を取り戻し、
ここぞという場面で起用してもらえる運。
これぞラッキーボーイと呼ぶにふさわしいなぁと思いました。

次に川崎。え?なんで?と思う人もいるかもねw
もちろん、川崎も持てる力をフルに発揮しただけです。
でも、これは03年の日本シリーズの時から思ってるんですが、
川崎っていいところで打順が巡ってきて脚を活かせたり、
ピンチを好守で救ったり、そんな印象なんですよね。
そういう巡り合わせの下に生まれてきてるってこと自体からし
彼はラッキーボーイなんだなぁと思うわけです。
まあ、決勝での2失策+バント失敗はご愛嬌としてねw

世界の「オーサン」王貞治

現役時代、本塁打世界記録でアメリカにも名を轟かせた王貞治
準決勝日韓戦の長い長い中断中には
アメリカメディアが800号のシーンなどを放映して
アナウンサーも「オーサン」と呼んでたそうですが、それだけ偉大な人物。
まさに世界一となるにふさわしい監督だったと思います。
今思えば、日本代表監督になった時点で
ひょっとするとこの結果は運命づけられてたのかもなぁと思えるくらいに。

野球というシナリオのないマルチエンディングストーリーの中で
采配を振るうのは難しいもので、
結果論マズイ方に転べば監督が非難されることもしばしばあります。
勿論、可能性の低い無謀な賭けが結果論賞賛されることもありますがw
その中で、特に準決勝以降は、王采配は神懸り的な面もあったと思います。
準決勝での福留の代打HR、宮本の代打タイムリーしかり、
決勝での福留の代打タイムリー、8回1死からの守護神大塚投入しかり、
また、スタメンの打順組換えにしても
実力が特に高い選手や調子のいい選手に好機が巡ってきたことしかり、と。

もちろん、王監督は無茶な策は選んでいません。
そして、日本の野球人であるが故に、偉大な王貞治の経歴を汚したくなくて
その起用にこたえて選手達が発奮したからこその結果ではあります。
でも、「そういったいい意味での連鎖反応が起こるチームになった」
このことが、王貞治の偉大な球歴と人徳を表す何よりのものだと思います。

現役時代の王さんを知らない若輩が生意気なことを書きましたが、
王さん、本当に感動をありがとう。
宙に舞う姿がすごくきれいでした。

鈴木一朗/Ichiro Suzuki

その「ありがとう」ですが、別の意味でもイチローに言いたいです。
なんでかって?結論から言うと、WBCのお陰でイチロー嫌いが治ったからw

もちろん、嫌ってはいても、イチロー選手の技術は認めてました。
だから、王ジャパンに必要不可欠な人材であることも認めてました。
でも、ほら。イチローのプレスに対する態度とか発言とか
俺、正直無理って感じだったんですよ。それはオリックス在籍当時から。
そして、日本球界なんて低レベルと言わんばかりにMLBに渡っていったこと。

けど、やっぱイチローだって人間だったんだよね。
2次リーグの韓国戦に負けた時、
ベンチで吼えてた姿とか、
ヤケ酒のエピソードなんて特にそう思わせてくれたんですが、
決勝では流石の彼でもテンパってたようだし、それ以外にも、
カッコつけてないイチローの表情をWBC期間中に数々見れた気がします。

愛知工業大学付属名古屋電気高等学校鈴木一朗
その原点と彼の本質は変わってないんだな。
むしろ、注目度・期待度が大きくなったのを彼自身が自覚してるから
人によってはハナにつくなぁと思う態度とらざるを得ないのかな。
野球と違って対プレスの姿勢とかは実は不器用だったりするのかな。

WBC終幕まで言わずに我慢してたけど、こんなこと色々思ってました。
イチローさん、日本代表を引っ張ってくれて本当にありがとうございました。

ありがとう王ジャパン

ありがとう。日本の野球の強さを示してくれて。
ありがとう。多くの日本人に感動を与えてくれて。
ありがとう。何よりも俺が野球好きなことを再確認させてくれて。

実はね、俺、野球嫌いになりかけてたんですよ。WBC開幕前ぐらいに。
知ってる人は知ってると思いますが、俺、仕事上、今も野球に携わってます。
その仕事上のことが原因なんで、詳細は敢えて書きません。

でも、結論言うと、やっぱり野球好きは野球好きのままなんですよね。
人生の半分以上携わってきてる野球を
そんな簡単に嫌いになるな!嫌いになったら絶対後悔するぞ!
っていう野球の神様の思し召しだったのかなぁとも思います。

突破確実って思ったからかもしれないけど冷ややかに見てた1次リーグ。
でも、2次リーグ緒戦で世紀の大誤審も手伝ってアメリカに負けた時には
野球人としてDavidson球審に腹の底から怒りを覚えましたよ。
そして、韓国に2敗目を喫した時には心から悔しかったし
メキシコがアメリカを抑えてくれた時にはただただ嬉しかったし
準決勝での福留孝介の代打HR、宮本慎也の代打タイムリー、
そして韓国への雪辱には自然に涙したし
そして今日、今もまだわけもわからずただ嬉しくて泣いてます。

あぁ、やっぱり俺って野球大好きなんだぁ、って
あぁ、やっぱり野球やっててよかったなぁ、って。
ただただ素直にそう思います。

日本代表選手の皆さんや王監督、コーチやスタッフの皆さんはもちろん、
開幕前の大事な時期にWBCに理解を示してくれた全てのNPB関係者に
ただただ「ありがとう」と「おめでとう」を言いたいです。

まだまだ書きたいこといっぱいあるんですが、
長くなりすぎな予感なんで以下隠しますw

涙、涙で、、、

デフォでグチャグチャな顔が更にグチャグチャな6ですこんにちは。
もう、泣きすぎて言葉が出てきません。
「よかった」「うれしい」「ありがとう」「おめでとう」「感動した」くらいしか。
そうですよ。WBC優勝の感想ですとも。
つことで、感動冷めやらぬうちにダラダラと書き綴ります。